3回名前が変わった犬がいました。その愛犬は車にのると、ソワソワし始める。これが一生続く事になるとは。
お早うございます。
独身なのに得意先の社長に勧められ、家を持ちました。それでも一人なので当初は実家と行ったり来たりの生活でした。
家は中古で平屋の小さい物件、でも土地は100坪近くあり、雑草を取るのが大変。しかも古い団地で近くには山があり、釣り堀が有る様なところでしたね。
帰って来ると玄関の前で何か柔らかいものを良く踏んでいました。今になって考えるとガマかニョロニョロな様な気がします。
直ぐに逃げて行くし、確か玄関には照明が無く暗かったですからね。
そして結婚。第一子は初めから黒々と綺麗な髪をした女の子。
人に言わせると「そんじょそこいらにはいない可愛い子」だと評判でした。褒められると嬉しいものですね。早速親馬鹿が始まってしまいました。
そして間もなく我が家で初めてペットを飼うことになりましたが、その名は「リキ」です。ところが私のちょっとした油断で「車酔い」する犬にしてしまいました。
今日はそのワンちゃんのお話しです。
子供の頃からの夢は犬を飼うこと
家庭を持って初めてのペットがワンちゃんで、名前は「リキ」です。
私は子供のころから犬を飼う事が夢でしたが、狭い庭なので飼う事は難しかったですね。それでも友人から子犬をもらいました。
その頃は家の中で犬を飼う習慣は日本にはありません。外で飼うのが常識でしたので狭い庭で飼う事になりました。
ところが泣くんですね。夜中に寂しくて泣きます。仕方なく自分の寝床で一緒に寝ますが夜中に泣くんですね。
また、庭の犬小屋に移動です。
するとまた泣きますね。キャンキャンって。
そうすると隣のお父さんが窓を開けて騒ぐんです。
仕方なくワンちゃん、名前はシロですが我が家からいなくなりました。
20数年後に広い庭を見て嫁さんに言います。
「犬を飼いたいんだ。それが夢だった」
この子は新聞の「子犬をあげます」の広告で譲り受けました。
飼い主は「他の子はみんな貰い手が出来て引き取られたが、この子だけはまだで、ちょっと大きくなってしまって」と言いました。
まるで私が引き取るのを待っていたかの様に、若しくは単なる売れ残りか何か問題児だったのか。その時はあまり考えませんでしたが。
子犬はアイヌ犬の雑種でオス。との事でした。
今でも良く分かりませんがアイヌ犬と北海道犬はどう違うのでしょう。同じでは無いかと思うのですが。
アイヌ犬特有である舌に斑点は付いていましたが、せっかく行ったので手ぶらで帰るのも何だし、可愛い顔をしているので頂くことにしました。
段ボールに入れて後部座席に置き、娘が横に座ることに。
それが、後で後悔することになるとは。妻が抱きかかえて運べば良かったのですが、息子を抱っこしていたので仕方ありませんね。
車の揺れで動く段ボールを抑えるには4歳の娘では無理でした。
その結果、この犬は、それが原因で車に酔う犬になってしまいました。
写真では偉そうにしていますが、車に乗ると酔うというトラウマが再発されて後で可哀そうな体験を何度もします。
格好良いリキ。ベロに斑点があるでしょう。 |
海とか30分以上のドライブだとそわそわし始め、こちらも気になる。車から降ろすと・・・あとはご想像通りの状態になります。
極力気を紛らわせてやろうと思って助手席に乗せ、窓を開けてやりますが駄目でした。
ごめんねリキ。俺が悪かった。
「懐かしいペット達」に関する記事をまとめています。よろしければどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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