身近に可哀そうな犬がいたが、気が付いた時は手遅れ。何処に始末したのかさえ分からない。
近くに、ここ10年くらい犬を散歩させない。いや、初めから散歩をする姿を見た事が無いお宅があります。
これは動物虐待に値するのでは、若しかして太陽にもあたった事が無いかもしれませんね。いつも全てのカーテンは閉じてますし、庭側の窓は雨戸が閉まったままです。
何がおこっているのか分かりませんが、時たまキャンキャンと泣き始めます。数匹はいるようですが、正確には分かりません。
これが、最近テレビの番組で話題になっている多頭飼いというのでしょうか。
最近は犬の声はしません。まるっきりです。あの頃、冬になると隣の犬の声は殆ど聞こえませんが、それ以外の季節だともう大変です。
声から察すると今流行りのミニチュア犬と言うのですかね、売る為に人間がかけ合わせて作った新種の犬。これって違法では無いらしいですね。
なんか恐ろしい。
あの子犬たちはストレスでしょうね、ちょっとした物音に敏感になっている。それとも虐待していたのか。
後で知ったのが飼っていたのは6頭との事でした。
その頃から、何を置いているのか分かりませんが庭が荷物で多くなりました。現在では団地で有名なゴミ屋敷です。
黒い大きなプラスチック製の様な収納箱が多いです。近所の人の話ではあの中に犬の死骸があるのではないかとか。
最近はセイダカアワダチ草で覆われています。
イメージです。イラストacさんから頂きました。 |
人に顔を合わせるのを極端に嫌う
とにかく人と顔を合わせるのを極端に嫌う奥さんでしたね。家の中に凝りっきりでした。正直、顔も忘れてしまいました。
来客があっても返事が無くて、私の所へ来てご家族はご無事でいるのでしょうか。と、聞かれるくらいです。
家の中で犬たちと過ごすのが楽しいのでしょうね。
でも、犬は散歩させないと体力が弱って行きますし、太陽に当てないと皮膚病とか色々の病気になる可能性が大です。
生きている物を飼う人のモラルが大事ですね。
もう1匹も可哀そうだった
私は北海道犬の雑種を飼っていました。今はいませんが18年くらい生きたかな。
そんな愛犬も寿命が尽きる時が来ました。
その犬の事を記事にしました。宜しければお読みください。
長年付き合った飼い犬と分かれるのは辛いものでした。
先程の反対側のお宅でも犬を飼い始めました。子供にせがまれたみたいです。可愛い子犬で私にも良くなついていましたね。
急に散歩されなくなる
その犬が大きくなった頃、ご主人が転勤になりました。
それから、その犬は散歩をされなくなりました。
家の裏側のフェンス側に繋いでいたのでよく、その犬と目が合います。
クウーン クウーンと私に向かって泣きます。
「散歩に連れて行って」って泣きます。
1度、2度と私の死んだ飼い犬の散歩紐をつけて散歩させてあげました。
喜びますね。地べたや草の上に寝転んで喜びを表します。
奥さんんも子度が小さいので大変なのでしょうか。家の奥さんは二人の小さな子供を連れながらリキの散歩をしてあげていましたけどね。
飼ってくれと頼まれる
飼い主の奥さんに頼まれました。
「家の犬を飼ってくれませんか」と、
私は断りました。
自分の飼い犬が死んで、まだ1ヶ月も経っていませんので、そんな簡単に新たに飼う気は起きませんでしたね。
それから、その犬と目が合っても頭を撫でるくらいで散歩はしませんでした。
見る度に犬は汚くなっていきます。その内犬の腹は真っ赤になりましたね。皮膚病でしょう。
異臭が漂うになってきました。
賢そうな犬でしたから自分の境遇を嘆いている様な、私を見ても寂しそうな眼をします。
ご主人が出張を終えて帰ってきました。すると間もなく犬の声はしなくなりましたね。
姿かたちも見えません。入院させたのかなと思っていました。
ご主人は私と会うと眼をそらします。奥さんもです。
これであの犬の最後が分かりました。
多分、この団地は三方が山ですから、奥深くのどこかの土の中でしょう。
考えすぎかもしれませんが。
悲しい思い出です。飼ってやれば良かった。
忘れたい思い出ですが、犬の遠吠えが聞えると思い出しますね。
犬は生き物です。健康を保つためには散歩は欠かせません。衝動で飼う物ではありませんので、これから飼われる方は心して下さい。
「気になる」に関する記事をまとめています。よろしければどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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